情報収集②〜建売りvs注文住宅〜
この記事のまとめ
- 戸建てには建売住宅と注文住宅があり、それぞれメリット・デメリットがある
- 建売住宅ではその性能や設備などについて担当者に根掘り葉掘り聞くべき
- まさぴょんは注文住宅を選択
まさぴょんです!
戸建ての購入を大別すると、
- 既に建築済みの建売住宅を、土地と合わせて購入する
- 購入した土地に注文住宅を建設する
の2通りがあります。
それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
まさぴょんは建売住宅もたくさん見に行ったのですが、その経験から言えることは、大手メーカー以外の建売住宅はその性能を担当者にしっかり聞くべきということです。特に上物(住宅部分)に1000万円もかけていない物件は要注意です。(上物の価格=建売住宅の売り出し価格ーその土地周辺の坪単価×土地面積 ※坪単価はネット検索可能)
担当者は基本的に住宅の「いいところ」しか言いません。そりゃ売りたいから当たり前ですよね。。。その住宅の性能全般を知るためには、買い手側もある程度勉強して担当者に根掘り葉掘り聞く必要があります。
安い建売住宅にはそれなりの理由があります。性能の低い住宅を買わされないように、最低限以下の6つは担当者に確認しておいた方がいいと思います。
①耐震性能
耐震性能を表す耐震等級は1〜3の3段階あります。
耐震等級1はどの建売住宅も満たしていますが、2011年の東日本大震災レベルの地震が発生した場合、倒壊しないが継続して済むことができないレベルです。大手住宅メーカーの耐震等級は「3が当たり前」で、どこも3以上の性能を追求しています(東日本大震災の揺れに数十回見舞われても損傷すらしない住宅もあるぐらいです)。つまり、耐震等級を1に抑えることによって建設コストを抑えている可能性があります。このパターンが一番多いです。
②免震性能
大手住宅メーカーでは柱にダンパーを取り付けるなど、地震の揺れを軽減できる住宅が多いです。建売住宅ではまず無いと考えていいと思います。
③住宅設備
安価な建売住宅では、住宅設備(水回りや床材)が旧式(1世代前)のものを採用していたり、収納(カップボードやシューズ棚)が小さいなど、様々なコスト削減が行われている場合があります。
④断熱性能
戸建てでは外気から室内を守るため、壁に断熱処置が施されています。安価な建売住宅では、断熱材がそもそも壁に入っていないか、非常に薄い場合が多いです。また、窓の断熱性能が悪い場合もあるので注意しましょう。
⑤遮音性能
建物外部からの音を最低限遮断していることを確認するためには、窓の性能を確かめておきましょう。また、空港近くなのに標準の遮音性能の建売住宅もありますので、周辺環境には要注意!
⑥地盤の硬さ
注文住宅を建設する際は地盤が緩いと地盤改良が必要になります。建売住宅でも同じなのですが、地盤が緩いのに地盤改良が行われていなかったり、そもそも地盤調査をせずに建設コストを抑えている場合があります。必ず地盤調査結果を見せてもらいましょう。
建売住宅で最低限確認すべき6点を書きましたが、それ以外にもあらゆるコスト削減策が施されている場合があります。見学時に疑問に思ったことは担当者に全て聞きましょう。
まさぴょん一家は、建売住宅を見学するにつれて不安が増していき、「住宅性能や設備について自分で納得してから、自分のライフスタイルに合わせた注文住宅を建てたい」と考えるようになりました。
よって、この先の記事は注文住宅を建てる場合について書いていきます。